臨床をしていて、
患者さんの症状やリハビリ方法に悩み、
論文を検索することがあると思います。
しかし、論文を検索しても
知りたい論文がすぐに出てこず、
結局、諦めた経験はありませんか?
必要な文献をすぐに見つけるには
それなりのスキルが必要になります。
このページでは、
AIを使って、知りたい文献や情報を
見つける方法をご紹介していきます。
「文章で質問する」AI検索で
仮説を立てながらリハビリ
臨床の疑問があるときに、
キーワードではなく、
文章で質問することで、
AIが論文をもとに回答をしてくれる
サイトがあります。
要約と文献が出るサイトElicit
Elicitは、文章で質問すると、
①引用文献付きの要約
②関連する論文リスト
が表れる便利サイトです。
検索結果の並び替えや絞り込みも行えます。
このサイトは個人的に重宝しています。
臨床で疑問が出た際には
このサイトに一旦質問して、
引用論文を読んでいくと
臨床しながら、負担なく
学びを進めることができ、
患者様へ還元しやすいのではないでしょうか。
yes/noの質問で回答が得られる
COSENSUS
CONSENSUSは、一度の検索で
①論文の要約
②Consensus Meter
③論文リスト
がまとまって表示されるサイトです。
最大の特徴である
Consensus Meterでは、
文献のYes/Noの割合を提示してくれます。
Yes/Noでしか質問できないので、
使いにくさを感じる面もあります。
場面に応じて使っていきたいサイトです
Chat GPTを活用して
キーワード検索
すでに調べたい内容が明確に決まっているが、
キーワードが思いつかない方には、
Chat GPTを併用した検索がおすすめです。
うまい検索ワードが思いつかないときは、
Chat GPTに検索キーワードそのものを
質問しましょう。
例
「私は現在、失語症の分野で学術論文の
文献調査をしようとしていますが、
うまく文献をみつけることができず困っています。
呼称能力が文の発話に与える影響について、
Googlescholarで検索するためのキーワードを複数挙げてください。」
回答がこちらです↓
英語でのキーワードも示してくれるので、
助かりますね!
おわりに
今回は、
AIを用いた文献検索について紹介しました。
臨床での疑問を逐一調べるのは大変です。
しかし、その積み重ねが、
臨床力や患者様の訓練効果にも
繋がっていきます。
無理せず、
できる範囲でAIを活用していきましょう。
まずは気になったもの1つで良いので、
AIに触れてみてくださればと思います。
最後に宣伝です!!
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