【ST.ワールド勉強会】論文の探し方のコツはAIに頼ること

自己研鑽

臨床をしていて、
患者さんの症状やリハビリ方法に悩み、
論文を検索することがあると思います。

しかし、論文を検索しても
知りたい論文がすぐに出てこず、
結局、諦めた経験はありませんか?

必要な文献をすぐに見つけるには
それなりのスキルが必要になります。

このページでは、
AIを使って、知りたい文献や情報を
見つける方法をご紹介していきます。

要点

✔︎ とりあえず調べたいときは「文章で質問する」AI検索
 ・質問文から文献検索:Elicit
 ・包括的なAI文献検索
  CONSENSUS
 ・引用文献付きのChat GPT?
  perplexity

✔︎ キーワードを使って調べるなら
  Chat GPT併用で!
 ・Google scalar
  or
  SEMANTIC SCALAR
  + Chat GPT

✔︎ 慣れが重要です。
  1~2個に絞って使い倒そう!

「文章で質問する」AI検索で
仮説を立てながらリハビリ

臨床の疑問があるときに、
キーワードではなく、
文章で質問することで、
AIが論文をもとに回答をしてくれる
サイトがあります。

要約と文献が出るサイトElicit

Elicitは、文章で質問すると、
①引用文献付きの要約
②関連する論文リスト

が表れる便利サイトです。

検索結果の並び替えや絞り込みも行えます。
このサイトは個人的に重宝しています。

臨床で疑問が出た際には
このサイトに一旦質問して、
引用論文を読んでいくと
臨床しながら、負担なく
学びを進めることができ、
患者様へ還元しやすいのではないでしょうか。

yes/noの質問で回答が得られる
COSENSUS

CONSENSUSは、一度の検索で
①論文の要約
②Consensus Meter
③論文リスト

がまとまって表示されるサイトです。

最大の特徴である
Consensus Meterでは、
文献のYes/Noの割合を提示
してくれます。

Yes/Noでしか質問できないので、
使いにくさを感じる面もあります。
場面に応じて使っていきたいサイトです

Chat GPTを活用して
キーワード検索

すでに調べたい内容が明確に決まっているが、
キーワードが思いつかない方
には、
Chat GPTを併用した検索がおすすめです。

うまい検索ワードが思いつかないときは、
Chat GPTに検索キーワードそのものを
質問しましょう。


「私は現在、失語症の分野で学術論文の
文献調査をしようとしていますが、
うまく文献をみつけることができず困っています。
呼称能力が文の発話に与える影響について、
Googlescholarで検索するためのキーワードを複数挙げてください。」

回答がこちらです↓

英語でのキーワードも示してくれるので、
助かりますね!

おわりに

今回は、
AIを用いた文献検索について紹介しました。

臨床での疑問を逐一調べるのは大変です。
しかし、その積み重ねが、
臨床力や患者様の訓練効果にも
繋がっていきます。

無理せず、
できる範囲でAIを活用していきましょう。

まずは気になったもの1つで良いので、
AIに触れてみてくださればと思います。


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