構音障害のリハビリにおすすめ!無料アプリと教材まとめ

構音障害に使えるアプリ
アプリん
アプリん

構音訓練ってマンネリ化しない?

リハくん
リハくん

アプリを使えば防げるかも!

音読や口腔体操は、構音訓練として大切。

ただし、同じような訓練メニューでは、
患者様が飽きてしまいます。


これではリハビリがマンネリ化してしまい、
患者様のモチベーションも上がらない。

私はこれで随分と悩みました。
同じように悩んでいる方はいませんか?

そんな方々へ向けて本記事では、
症状別にアプリや教材を使った
構音訓練を紹介します。

想定読者

✅構音訓練にマンネリを感じている方

✅構音訓練のアプリや教材を知りたい方

✅自主訓練アプリを知りたい方

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訓練教材を症状別に紹介

一言に構音障害といっても
多様な症状があります。
症状別に教材を紹介します。

声量低下へ使える教材

まずは、私が苦手な症状の一つ
声量低下」からいってみよー!

カラオケで無理せず声量増大

ポイント

✅ 歌詞・採点付きカラオケが無料

✅ 最新J−POPから演歌まで充実

✅ オンラインでのみ使用可能

ポケカラ-Pokekara 本格採点カラオケアプリ

声を出さないと果物が落ちる!

ポイント

✅ 声量の増減で動物を操作

✅ 1ゲーム20秒、点数も表示

✅ 声の感度は設定画面で変更可能

こえキャッチ

声が小さいとAIが文字化に失敗!

アプリの説明は2分10秒〜
ポイント

✅ 発話をAIが瞬時に文字化してくれる

✅ 声量低下・明瞭度低下があると、
  AIが誤って文字化する

✅ オンラインでのみ使用可能

UDトーク

勝つために声を出す、勝ちたいから声が出る

ポイント

✅ 声に反応して、土俵がトントン動く

✅ 大きな声を出す必要ないけれど、
  自然と声が大きくなってしまう

✅ 付属の紙力士はイマイチ、
  自作の必要あり

交互反復の構音訓練に使える教材

次は、STがよく行う訓練
パタカラの交互反復についてです。

AMSDの評価項目の一つである、
ディアドコキネシス

明瞭度を把握しながら、
回数を数えるのって大変じゃないですか?

回数の計測はアプリに任せましょう!
STは明瞭度や舌の動きに全集中!

ポイント

✅ 自動で交互反復の構音を計測

✅ STは不明瞭さのみに着目できる

✅ 不明瞭でも計測されるため注意

くちけん

舌、下顎、口唇の自動運動に使える教材

次は、口腔の自動運動に使える教材です!

鏡の前で口腔顔面運動ばかりするのって
マンネリ化しやすいと思う私

ちょっとゲーム要素を足すだけで、
楽しいリハビリ空間に早変わり!

ポイント

✅ 下顎、口唇など部位別に訓練可能

✅ 個人でもグループでも訓練できる

✅ 感染対策に配慮が必要

単音の産生に使える教材

単音の丁寧な産生に使える教材を紹介します

「音声を教える」より



ザ行は調音点が少し後ろにずれてしまうと、「ジャ」のように聞こえます。

しかし、ザ行とジャ行の舌の位置はとても似ていて、口の中の形の違いを説明して直そうとしても、難しいことが多いです。

そこで、ザ行がジャ行になるときは、サ行からザ行を作る練習をすると、うまくいくことがあります。

音声を教えるー国際交流基金ー

不明瞭な音が分かっても、
どうすれば正しい音になるか、
分からない
時ってありませんか?

この本は、
外国の方へ日本語を教える
日本語教師向けに作られた書籍

不明瞭音の原因と
その音を正しい音へ導く技法が
多く掲載
されています

ポイント

✅ 日本語の単音の表出方法を全て収録

✅ 構音時の口腔矢状断を全て掲載

✅ 音から音を導く方法が主体なので
  麻痺の影響は自身で考える必要あり

発話速度の改善に使えるアプリ

私が苦手とする症状第二弾
発話速度の改善について紹介します

アプリの説明は2分10秒〜

ふたたびの登場【UDトーク】
発話速度の改善にも効果があると考えます。

AIに文字化していただくためには、
はっきりゆっくり構音する必要があります。

一定の学習能力が保たれている患者様は
AIに認識してもらう目的を理解できます。
結果、自然と発話速度が落ちていきます。

STが
「ゆっくり発音して!」
と指導する必要なく


自然と丁寧な構音が導かれる訓練
私は素敵だなと思う今日この頃です。

ポイント

✅ AIが明瞭度を判断する

✅ STは指導せずに、アドバイスのみ

✅ AIに認識してもらうために
  患者とSTが協力する図式

UDトーク

音読教材は患者様の興味に合わせて

音読教材について紹介します

音読教材は何を使っていますか?

単語、短文、文章まで難易度調整がしやすい
スピーチリハビリテーション

とてもよい教材なのですが、
そればかりを使っていると、
患者様の「楽しい」が
なくなってしまう気がするのです。

私は、スマートニュースを使っています。
地域、趣味、スポーツ、芸能など
多様な記事を収録
しており、
そのどれもが読みやすい文字数です。

「興味があるから、活き活きと音読できる」
少しでも患者様の視点に立って
リハビリを行なっていきたいと
常々考えています。

ポイント

✅ 1000ジャンルのニュースを収録

✅ 1記事約200文字程度

✅ ジャンル登録で、検索の手間なし

\ダウンロードはこちらから/

構音障害の評価に使えるアプリや書籍

評価に使えるアプリもたくさんあります。
紹介していきますね。

口腔内評価に使える教材

「お口の記録OHAT」より画像をお借りしました

口腔内の清潔さを評価するOHAT
紙での評価が一般的でしたが、
近年アプリも紹介されています。

ポイント

✅ 紙を持ち歩く必要なし

✅ 患者毎に登録可能

✅ 電子カルテとの連携はできない

OHAT〜お口の記録〜

全般的な発話の評価に使える教材

全体的な発話の評価には、発声発語器官への多様な知識が必要です。
私のおすすめは、リハノメの林先生の講義。

とても分かりやすく説明されています。

ポイント

✅ 口腔の動作分析で構音障害を紐解く

✅ AMSDだけが構音評価じゃない!

✅ 評価に比べ訓練内容の紹介が少ない

リハノメ 公式サイトはこちら

ST向けのリハノメ動画を
詳しく知りたい方はこちらから

自主トレ教材

最後に構音訓練に使える、
自主トレアプリを紹介します。

発音重視の山手線ゲーム

ポイント

✅ AIが音声認識しながら山手線ゲーム

✅ 十二星座、干支などテーマは複数

✅ 時間制限がなく、焦らず発音可能

古今東西

発話明瞭度も計算速度も試される

概要

✅ 計算結果を時間内に音声で回答

✅ 素早い計算能力と丁寧な発音が必要

-音声認識- スピード暗算で計算力アップ! 脳のトレーニングにも

まとめ

今回は、構音障害のリハビリに使える
アプリや教材を紹介しました。

「マンネリ化を防ぐために」
とは言いましたが、
同じメニューを根気よく続けることも
時には必要
です。

「継続は力なり」
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました。

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